ひこにゃんの住む、井伊家縁の彦根に旅立つ。 |
今回の私達の旅は、ほぼバックパッカー状態。いかに安く、いかに彦根を満喫するかに重点を置き、食事も極力地元のお店で取れるように計画。宿は素泊まりが可能で、駅前徒歩1分という好立地な「ホテルエスタシオンひこね」にお世話になった。清潔感のある部屋は和室・ツインルーム・ダブルルームなど数種類用意されていて、全室LAN完備、PC貸し出し可、無料マッサージチェア各階設置、禁煙ROOM有等、至れり尽せり。コインランドリーまでも完備しているので、長期滞在やビジネスマンにはもってこい。チェックイン前に手荷物の預かりもしてくださる。ほぼ寝に帰るだけなので、一泊11,500円のダブルルームをチョイスした。 早速チェックインを済ませ、機材を片手に彦根城へ。駅前お城通りをどんどんと歩き、実行委員会事務局がある市役所が右手に見えれば城の内溝までもう少し。 |
![]() こちらではさくらのシフォンケーキと珈琲のセット600円を頂き、しばし休憩。コーヒーはとてもまろやかで優しい味がして、とっても飲みやすい。さくらのシフォンケーキはフワフワで、細かくした桜の葉が生地に練り込まれていて風味がとても春らしい。付け添えの生クリームも甘過ぎず、あっという間にぺろっと美味しく頂く。美味しい♪ |
エネルギーチャージした所で、密かな人気者である「寺子屋
力石」のキャラクター「しまさこにゃん」に会いたくて、花しょうぶ通り商店街をお散歩することにした。![]() こちらは長野義言屋敷跡で、この界隈は昔元安養寺町と呼ばれていたそうだ。 くねくねと1時間近く路地を歩き、花しょうぶ通り商店街入口に到着。 くねくね歩かなければ、彦根城からは20分もしない位、彦根駅からは10分位の位置関係にあるだろう。 |
![]() 両脇に建てられている建造物(家屋)は特徴的で、天井が低く、横に広い二階建て。一階部分の軒先きの一番低い部分は、160〜170cm程度だと思う。 玄関間口は建物に対して適度な比率に見受けられた(京都のように狭小さくない)。 「しまさこにゃん」がキャラクターの「寺子屋 力石」は、現存している町屋をそのまま利用され、入ってすぐは土間・その右手には板張りの部屋・室内奥の天井は木材の組目が見え、なんとも言えない趣きがあった。一部ひこにゃんグッズや、しまさこにゃんグッズの販売もされており、休憩ができるようにコーヒー(200円)も注文できる。 ![]() その板張りの部屋には、生徒さん手作りの甲冑が並べられていて、どれも本物そっくりで立派。この兜の並びに、近所で見たキャラクターが兜を被っていた。男女ペアで・・・。「ヤバそうなので画像はあげられません」とだけ、言っておこう(笑) こちらにしまさこにゃんの姿はなく、「キャッスルロードらへんを歩いてたよ」とのありがたい目撃情報を元に、夢京橋キャッスルロードへと向かった。 |
![]() そして、夢京橋キャッスルロード手前の四番町スクエア付近で遠くから甲冑(本物で20kg位あるらしい)を身にまとった甲冑隊と一緒に威風堂々と歩いて来るしまさこにゃんと無事にエンカウント。 近付いてゆくと、お付きの方がさこにゃんと「ちゃんばら」をしてくれて、自分の刀を構えるさこにゃんはどことなく凛々しかった。 さすがに安土桃山時代の武将・島左近がモデルだけあるさこにゃん。 さこにゃんは「ちゃんばら」後に、近くにあった三角コーンをパンチ。三角コーンの次にあったコンクリートもパンチ。まったくもって自由奔放(笑) ここらへんのゆるさもさこにゃんらしい(笑) ![]() 夢京橋キャッスルロードはお土産屋さんやお食事処等が軒を連ね、彦根城北側にある京橋から伸びた約350mの通り。城下町の伝統を継承した格子窓・袖壁・白壁・軒庇が続く町並みを再現した古くて新しい、歴史のある通りである。 一行がどんどんとお城方面に進むにつれ、だんだんとギャラリーが増え てゆき "一団" という呼び方が相応しくなっていた(笑) お子さんがさこにゃんと平走している姿がとても微笑ましい。 途中、さこにゃんはとあるお店のショーウィンドーに飾られるひこにゃんのぬいぐるみを発見。足を止めて両手をガラスにくっつけてじーっとひこぬいを見つめていた。会いたいのかな? 個人的にはコラボシーンが見たいんだけどね(笑) |
さこにゃんご一行様は、酒屋さん「林屋」前のベンチで休憩。![]() ![]() お見受けするにかなりのさこにゃん贔屓店で、島左近の主人である「石田三成」という名の日本酒も販売。夢京橋キャッスルロード内のさこにゃんのベースキャンプ的な香りがした。 ココでもさこにゃんは刀を抜いて、軽く殺陣。 店先に置いてあった酒樽を刀で突いたり、甲冑隊の一人のお腹も突いたり、自ら切腹したり(笑) 縦横無尽の自由人・さこにゃんのキュートな一面を見る事ができ、そのスティッチ的なやんちゃっぷりに魅力を感じずにはいられない。ピンはゲットしたので、今完売しているしまさこにゃんぬいぐるみを予約しようと思った(笑) |
さこにゃんとお別れして、宿に戻る。 散策を始めてからだいたい3時間近く歩いていたようで、お部屋でしばし休憩。夕食には地元のマクドナルドでメガマックを食べ(爆)、部屋でネットをして過ごしていた。 ら、あまりにも静か過ぎて窓の外を見てみると、夜20時の時点で駅前のスーパーは閉店し、さらに自動車も通らず、人の姿も無い。 聞こえて来るのは電車の通過する音だけである。あぁ。ローカル。 明日は朝一番・9時30分からのひこにゃんグリから活動を開始しようと、千葉にいる時よりも早めに床についた。 |