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昨日はあっという間に熟睡値まで堕ちたようで、寝ながら聴き始めた歌の1番の歌詞(しかもサビ前!)しか記憶にない。
朝7時。曇りだけれど、雨の心配は無いらしいお天気。身支度を整え、朝食を頂きに1階のレストランへ。空いたテーブルに案内していただき、まずはゆったりと熱いお茶を飲む。ふぅ〜。落ち着く。
チョイスしたのは魚をメインとしている「和食」。
白いご飯に鮭や豆腐、刺身コンニャク等、さっぱりとした私好みのおかずが盛りだくさん(^ ^) 鮭はコンロであぶってから頂くようになっていた。
昨夜の近江牛が影響してか、母はあまり箸が進まない。私1人、何の不具合も出ずにモリモリ食べる。白いご飯とお味噌汁が美味しいのなんのって。鮭は両面をしっかりとコンロであぶってから頂きました。
この鮭、すごい美味しかったー! 脂も乗ってて、全然パサパサしてないの。さらに、塩分は控えめ♪
更に高野豆腐や茄子の入った煮物はだしが染みていて美味しく、とっても優しいお味。食材自体を厳選されているそうで、どれも納得のいくお味でした。
食後には紅茶を飲みのみ、食休み。ゆっくりと朝食をとるって、気持ちもゆったりとして良いもんだぁ〜ね。


一旦部屋に戻り、この旅のメインイベント・ひこにゃんグリ3連発に向かっていざ出陣!! ※ただし、メインイベントと思っているのは私だけ(笑)
前回同様1400円のセット券を購入し、表門から彦根城を目指す。
本来なら天秤櫓だとか石垣について説明をしながら登るつもりが、母を放置して1人黙々と山道を登る。グリ時間が迫っていたもので(汗) 母、スマン。
無事グリ前に天守前広場到着。ミストが噴出するテントが組まれていて、しばし涼む。
現在の1回目グリ時間は、以前の2回目グリ時間と同じ10時30分。時間自体が遅くなっているものだから、1回目グリでもひこにゃんを待つお客様の姿が多数見受けられた。独占できた、春の記憶がなつかすぃ。取り合えず、売店で冷えた飲み物ゲットし、飲む。・・・うまい(笑)
日陰で休んでいると、母がようやっと天守前広場に到着。「自分のペースで登った」と言う割にはかなりお疲れの様子。共に日陰で休憩していると、丁度ひこにゃん登場時間。お客様が太鼓門櫓に集まってきたので、私も参加。

すると・・・ ガラガラっっ という、木戸が開くナツカシイ音と共に、、、、ひこにゃんきたーーーーーー!!!
出て来た時点で少し囲まれてしまったひこにゃんは、天守閣前広場に向かってお付きのお姉さんとダッシュ。西の丸三重櫓方面でグリをするのかと思いきや、城前にてグリはスタートした。
沢山のお客様に囲まれながらも、慣れた様子で次々に記念写真に応じるひこにゃんに貫禄すら感じる。腹のせいか?(笑)
しばらくすると、海外からの交換留学生なのか、若くてフレッシュな外人さんグループがやってきた。男の子との記念撮影時にはクラブやストリートで打ち解けたような、ちょいっとやんちゃっぽいポーズをし、撮影後にはハイタッチでご挨拶。女の子とはひこにゃんのラヴリーさを全面に押し出したようなお澄ましポーズで応じていました(笑) ひこにゃんはとても細い女の子のお腹の薄さと自分の腹の厚さとを密かに比べ、自分の腹の太さにちょっとがっくし(笑) その比べっこに気付いたギャラリーからはドリフ笑い声が上がっていた。そりゃね〜、私でもそのスレンダーな方と厚さ違うんだから、ひこにゃんは余計違うっしょ(笑)
愉快なインターナショナル記念撮影風景を眺めていたら、女の子二人が左右からモチを挟み、両ホっぺにちゅーしたままの記念撮影!! ナイス外人さん!! 絵になっててめっちゃかわいい!! モチさん、棒立ちでピクリとも動かないから余計かわいらしーーーーっっっ(≧▽≦)
ギャラリーからは、そのラブリーなポージングに「うらやましいぞ目線ビーム」が発射されていました(笑)

次々にやって来るお客様と記念撮影。
時に足をクロスしたり、鈴自慢をしたり、相変わらず澄ました顔しやがってっっっ!!!  ちくしょーっっ 愛くるしいぜっっ(≧▽≦)ノ

記念撮影が一段落した所で、ひこにゃんフリータイム。カメラを持っているお子様の方に向かって色々とポージングを決めては、お子様激写。
周囲の大人はひこにゃんが自由に歩き回っている所を見ては、皆口々に「かわぃぃぃぃぃぃっっ!」を連発。大人も大ハシャギで見守ります(笑)

ひこにゃんはお客様からの「ひこにゃん音頭踊って」「ブートキャンプやって」というリクエストにも応えてくれ、ゲストのハートはがっちり掴まれておりました(笑) ひこにゃん、自由に動いてる間もお客様との記念撮影に素早く応じる。終わるとまた動く(笑)


以前と比べ、爆発的に大人気となっているひこにゃん。
記念撮影に大忙しで、あっという間に帰る時間になってしまいました。

餌付けタイムに突入し、持参した舞浜帝国・水撒きシーズン専用お菓子を贈呈。
←知らぬ間に母が撮影していた、私がひこにゃんに餌付けしている写真。
私「どぞー!」
ひ「ん。くるしゅうない。」
ダなんて、モチは決して言いません(笑) 袋の持ち手が狭かったので、どうやって受取ろうか悩んで止まっているのです(^ ^;;
それに気付いた私。ひこにゃんの手に必死に袋を引っ掛けてたなぁ・・・。ひこにゃん、ごめん。

たくさんの餌をゲットしたひこにゃんは、お客様方に見送られ、お辞儀しぃしぃ木戸の中に帰って行きました。

はぁ〜・・・・。可愛かった・・・。(余韻に浸り中)
はっっっΣ( ̄□ ̄;) (現実に無事生還)

私1人盛り上がってしまったと、反省半分冷静になって母を見る。
母、満身の笑みぢゃん!!!!
母もひこにゃんにハートをキャッチされておりました(笑) 
コレで3回目のグリも一安心。

さっき迄の曇り空が一転。日ざしの強い青空へとなっていた。落ち着いた所で、天守閣に登る。
窓からは気持ちの良い風が入り、炎天下の暑さが嘘みたいに涼しい。
母はこんな山の上に材料を運んで天守閣等の建物を建てた事や、400年経ってもなお存在している天守閣に感銘を受けているようで、天井や柱、窓から見える景色を食い入るように眺めては唸る。そして「換気がきちんとされていて、湿気らないからココ迄(木造が)持つんでしょうね〜・・・」と、家を預かる主婦ならではの一言をぽつりともらしていた。
そうか。当たり前なんだけど、保存状態が良いからこそ、今もなおこうして平成の世でも天守に登り、内部を見学する事ができるんだよなぁ〜。
前回来た時はただ漠然と「400年って凄い!」としか思わなかったけれど、400年後でもこうして姿を残し、内部に入れるという事がどういう事なのか、改めて理解する。手入れって重要だよね。母、重い一言をありがとう(-人-) 
自宅頑張る。

一旦、着見台から奥手に雄大に広がる琵琶湖を眺めてから、黒門へと山を下る。
アスファルトで囲まれた町内に比べ、土が多いこの場所は日陰は涼しく、緑鮮やか。黒門に到着するまでの間、日傘は一切不要だった。
そう言えば、彦根駅に到着した時点でも、都心の嫌な「むわっ」という重熱い熱気はない。近くに琵琶湖もあり、低いけれど周囲には山も多い。まだまだ「自然」や「土」の残る場所が多く存在しているからこその賜物なんだろうぁ。「自然」というのは、いかに涼しいか。改めて近代化について考えてしまった。
中濠にいるドデカイ鯉(鮭位ありそう)を右手に見つつ、玄宮園へ。
こちらもまた、春来た時とは違った情景が広がり、夏の爽快な青空の下お城の白さが際立っていた。お庭を散歩し、日陰でちょっとひと休み。水面が風に揺れ、さざ波がドコ迄も広がっている。しばしの間、何も考えずに、ただぼけーっと座ってみた。結構、気分いい(笑)
今回は築山にある「鳳翔台」で薄茶を頂く。
こちらから見えるお庭は絶景! さらには風も心地よく通り抜け、この場所こそじっと座していたい場所だった。背面にはお城も見える。これは藩主がお客様をお招きしますわ〜。
茶菓子は抹茶の粉にまぶされたモチ菓子で、薄茶にあう甘さ。お茶を頂いた後も、ちょっぴりお庭を眺めさせて頂きました。
次回も必ず、立ち寄りたいと思います(^ ^) お勧めです!!

2回目のひこグリ迄の間、キャッスルロードの酒処「林屋」さんにお土産を手配しに行くことにした。移動に利用したのは「ベロタクシー」。自転車を利用した地球に優しいエコタクシーで速度は歩くよりは速く、通常の自転車よりはゆっくりというペース。
表門から乗車し、「林屋」さん迄の所要時間は大体10分程度といった所でしょうか。短い距離でしたが、ドライバーさんは走行ルートから見える高校や、旧西郷家長家門等についてお話をしてくれました。風が気持ちよくて、実にスローライフ。すれ違う人からの注目が高い事は間違い無く(笑)、子供の時に乗ったロープーウェーのすれ違い様に対向車から手を振られた、あの浮き浮きとする情景に似ています(^ ^)
母は「ベロタクシー」に興味を持ったらしく、ドライバーさんにこんな質問をしていました。
※以下は二人の会話。
母「(ベロタクシーを)漕ぐのって大変なんでしょ? 坂道とか」
ド「そうですね〜。大変ですが、女の子もドライバーでやっていますし、坂道だったら簡単なアシストが効くようにはなっています。」
母「じゃぁ、坂道は楽なのかしら?」
ド「いえ、大変は大変ですよ。アシストと言えども、あまり凄いのを付けてしまうと自転車ではなく自動車の部類に入ってしまうので付けられなくて。アシストは毛の生えた程度ですかね(笑)」
母「はぁ〜・・・・。大変なお仕事ですねぇ。」
ド「そうですね(^ ^) 僕も昔は自転車乗りだったんで、少しは慣れてるかもしれないですが、楽ではないですよ〜。」 と、ドライバーさん。母とのお喋りにお付き合いくださり、ありがとうございました。
「林屋」さんマデの乗車賃は二人で初乗りの500円で修まった。料金換算は、乗車位置から目的地までの直線距離で算出との事で、表門からは初乗り圏内の500m以内だったようです。
下車した後も、先ほどのお話を基に「ベロタクシー」の作りをまじまじと見せて頂いていた母。私も拝見しましたが、ペダルの位置が通常の自転車より前の方(スワンボートみたい)にあるから、小柄な人程、ペダルが遠く、いつもとは違った筋肉が活躍しそうでしたな。ハイ。

「林屋」さんでの買い物がすんなりいくかと思いきや、母はまだ少し悩んでいた。ひこにゃんワンカップは決まっていたものの、その他を果実酒にするか、清酒にするか・・・。
悩む母は女将さんに口当たりであるとか味について質問し、女将さんは「百聞は一見にしかず」で果実酒・梅のテイスティングをお勧めくださった。果実酒・梅は、果肉もほんのりと入ったお酒で、梅酒のような甘さやとろっと感はなく、さらっと飲めて口当たり爽やか。母はすぐに果実酒2本を追加し、宅急便で送って頂く事にした。私も我が家のちびぬい・さこにゃんコンビにさこにゃんワンカップと清酒しまさこにゃんをそれぞれ1本づつと、しまさこにゃんピンバッチ、携帯ストラップを購入。携帯ストラップは、立体造型のさこにゃんがくっついていますが、この造型が美しい!! 仁王立ちしてるんだけど、なんとも言えないキュートな表情♪ もっと大きなタイプはいつ頃出るのかなぁ〜と、かなり期待しています(^ ^)

さくっと「林屋」さんで買い物を済ませ、急いで2回目のひこグリin博物館に向かう。

博物館入口でスリッパに履き替えて館内に入る。沢山あったソファーがない。おまけに、ひこにゃんを待つ人の姿もない。皆無(笑) 
「おっかしぃ〜なぁ〜」と首をひねっていたら、記念スタンプ台の横のホワイトボードに「ならんですわっててにゃん。」と描かれたイラストと一緒に、講堂で開催される旨貼り紙が貼られていた。個人的に、「ならんですわっててにゃん。」が真ん中直球ストライク!! 可愛いのでパチリと撮影。
そして講堂の中を覗くと、沢山のお客様が座って待っていらっしゃいました(笑)

彦根の旅 夏・2日目後編に続く。



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