
2005年7月8日。
初めて出向いたのは小学生の頃。父親に連れられて人込みでもみくちゃになりながらも、一丁前にどの朝顔が長もちするか鉢を覗き込んでは「これはダメ」「アレはどうだ?」と真剣に吟味したものだ。
なせが、私は子供の頃から朝顔に愛着がある。朝顔の気取らない凛としている雰囲気や、朝一番で大きな花を咲かせても午後には萎んでしまう儚げな姿に魅力を感じているのかもしれない。
JR鴬谷駅を出て言問通りに向かう。下町の雰囲気がまた良い感じ。
入谷鬼子母神(真源寺)に向かう道すがら、ひな壇が組まれた台には鉢に植えられたたくさんの朝顔が所狭しと並び、売られている。
日本朝顔・西洋朝顔等、だんだんと取り扱っている朝顔の種類が増えてきたような気がするが・・・定かでは無い(汗)
日本朝顔に関しては、一鉢で全部違う色が出るように種が撒かれているモノもあった。
贅沢を言えば一鉢一色で、何鉢か買えたら・・・これにこしたこたぁ〜なんだけどね。
店はどこも活気づいていて、日本朝顔は一鉢\2,000-。その他種類も含めても目安として\3,500持って行けばおつりがもらえるかな。朝顔はドコのお店で買っても同じ値段なので、買い手はお店を、お店の活気や人の集まり具合を決め手にしているようだ。もちろん、毎年決まった所で購入している方もいらっしゃいました。さすが!
並べられた朝顔は大輪の花を咲かせているものは少ない。お店の方曰く「今咲いてたら、すぐに(朝顔が)終わっちゃうよ!」との事で、自宅に持ち帰ってから蕾がほころび始め、長い期間咲くようにできている。
それで最近は「こんな花が咲きます」という風に、開花した花の写真をファイリングされ、ソレを観ながら選べるようになている。株としては蕾みが多くて、弦がしっかりしてるやつがイイ。
バーゲン並みに混雑した人の波をくぐり抜け、入谷鬼子母神に到着。境内でも朝顔が売られており、ちょうどNHKの取材クルーが撮影中だった。
ココでは、恒例の朝顔付きお札が売られており、色はピンク・水色・紫の3色。
私は紫を購入。一つ\800で、購入時に火打石らしきものを打ちながらお経をあげてくださいます。
お賽銭を投げて、お参り。線香を炊き上げている釜の煙りもありがたくかぶって参りました(-人-)ナムナム
お参り後は、反対側の道路に所狭しと並んでいる露店へ。
タイミング悪く雨が降ってきてしまったので、写メを使用したために画像劣悪です(-"-)
ホントは林檎飴を求めてたのですが・・・季節ではなかったらしく出店してなかった(汗)
主流は昔と変わらずにあんず飴・じゃがバター・タコやき・焼そば・わたあめ・金魚すくい・串焼き(イカとか肉とか)系。最近見かけるようになったのは、鶏のからあげ・おやき・韓国チジミ等の露店っていう雰囲気よりは屋台系の、お腹に溜るしっかりとしたモノ。価格帯もモノによって\200〜\500。
私はバナナチョコレート\200を食べて、退散。
子供の頃は、この言問通りが果てしなく続く道のように感じていたけど、今回は終点まで普通にたどり着けた。コレも大人になったってことなのかな(笑)
内心、風船つりをやらなかった事とハッカパイプを買わなかった事が心残りですが、また季節の風物詩・浅草ほおずき市が控えているので(笑) 行こうかと計画中です(^
^)
たまには下町でのんびり季節を味わうのも、ちょっとした贅沢かもしれません。
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