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2005年9月22日。

ほおずき市の際に浅草寺でお願いした事が2つ。
1つはガッツリ叶って、もう1つは・・・ぷち叶いなのかしら? それでも高みへ向かう階段を着実に上がっているんじゃないかな。なんて、他人事トークですが(笑)
ずーっとお礼がしたかったので、久しぶりに浅草へ。
シフトが出るとすぐにOFF日の予定を組んでしまうので、チケット不要の外出は予定が無くなった場合に成り立つ。
まさに「思い立ったが吉日」。
今回も曜日を見計らって、前日に急遽出かける事を決めた。誘われた母もきっと困った事だろう(笑)
つき合ってくれてどもうもありがとう。

JR神田駅で待ち合わせて、日比谷線で終点浅草へ。
この時期の浅草は特に縁日もイベントもなく、平日も手伝って商店街の時間の流れは緩やかで、落ち着いた雰囲気。前回のほおずき市の時よりもお客様はまばらだったので、見たいお店を思うがまままに回る。興味深い1000円均一ショップ・今どきの洋服をお手ごろ価格で置く洋服屋さんなどなど。見たわりには何も買いませんでしたが(笑)
前よりもかなりゆっくりお店を眺めつつ仲見世の入口である雷門へ。雷門はやっぱりでかかった(笑)

最初のお買い物は、雷門の向かって右手にある和紙の「黒田屋本店」。店内の撮影がOKか判らなかったので外観の画像になってしまいましたが(汗) 木目が効いた、小粋な建物。
親子揃って和風テイストが大好きなので、吸い込まれるようにして店内へ。「職人さんの技」が光るモノを見てしまうと心踊ってしまう♪
中央のショーケースの中には和紙で作られた張り子のお人形類、向かって左側にはレターセットや絵葉書類、右側には加工されていない手漉き和紙類が陳列されていて、ちょっとしたお土産価格から、贈り物価格までお値段も様々。
今回は手漉き和紙をじっくり吟味。だいたい65cm×95cmが主流のようなのでしたが、本のブックカバー用にA4位のサイズをチョイス。コレだと80円〜選ます。自宅に持って帰って和紙を眺めていたら、ブックカバーにするのがもったいなく思い、額に入れて飾ろうかと考え中。

続いて仲見世へ。外国人の方は「興味深イ日本グッズガ置イテアル」と思っているでしょうが、日本人が見ていても十分面白くって興味深いグッズ目白押しです(笑)
最初のおやつは実演販売をしている、あげまんじゅうの「浅草九重」。読んで字のごとく、揚げたお饅頭屋さん。スタンダードメニューの3種類(プレーン\100、抹茶\150、ごま\120)と、季節限定のかぼちゃとさつまいもを加えた5種類が販売されていたので、プレーンとかぼちゃをチョイス。※プレーン右下画像の上がプレーンで下がかほちゃ。
プレーンはフツーのアンコ入りで、かぼちゃはかぼちゃアンで気持ち甘目でしょうか。揚げたのにくどくなく、さくさくとした衣の歯ごたえと、中のアンコの熱軟らかさがベストマッチ!! 揚げたては得に美味しいので、ぜひお試しあれ〜♪


美味しいおやつをいただいた所で、浅草寺境内へ。ビバ・平日。本堂まで人に遮られる事無く良く見えます(笑)
お参りする前に、手水舎でお浄め。
前回混雑のあまり画像ゲットらなかった立派な沙竭羅龍王像はこんな雰囲気→の中、境内を見つめています。この姿がまたカッコ良く、凛々しい立ち姿は目を見張る程。某所だったらフォトスポットかと思われる。←(笑)
本堂内はあの日の混雑がウソのようで、すんなりとお賽銭箱の手前まで近付け、いつもなら「二重にご縁がありますように」と10円2枚と5円1枚をお賽銭にするのですが、準備不足とお礼とで、財布の中の小銭を全部入れてみた(笑)
「ありがとうございました」の後には「では今度のお願いを・・・」と、欲張ってお願いをたくさんしちゃいました(^ ^ゞ

お礼も無事に済んだ所で昼食にする。今回はスキヤキで有名な「今半」の別館。ランチタイムだったので、スキヤキやしゃぶしゃぶのランチが\1500位で食べられます。
ずーっと東京に住んでいて、おまけに今半がかなり有名なのを知っているのに、、、初めて食べた(笑) さらに、今半にするまで方々を歩き回り、疲れちゃった位置から一番近かったファミレスに入りそうだった事は秘密(笑)
店内に入る迄の待ち合いスペースには玉砂利が敷かれ、木製の長椅子が一脚。15分程度こちらで待ってから、店内へ。
店内はちょっと京都っぽい雰囲気で、テーブル席と、カウンター席があり、それぞれに埋め込み式のガスコンロを設置。
私達はカウンター席に通してもらい、母はスキヤキランチ、私は柳川どぜうランチをオーダー。スキヤキは鍋と食材とが別々に出て来て、自分の好きなペースで好きな分量の食材を煮込む事ができるタイプ。柳川は調理場で玉子とじされた鉄鍋が出てくるタイプ。コレね→
母はスキヤキと格闘し、私はずっと食べてみたかった初のどぜうに感激〜!! お味の方は淡白で、バケツ一杯食べてもお腹一杯にならなそうな感じ(爆) 脂がのっているとか、そういうのに無縁な気がしたわ(笑)
こういう、なんて言うんでしょう。老舗って言うのでしょうか。ちょっとこじゃれた所に来た事のない野良猫のような親子2人・・・。誰がどう見ても「初めての東京はどうですか?」と声をかけられそうだったなぁ〜(笑)

お昼も済み、このまま帰るのもちょっと物足りないので水上バスを見に行く。う〜ん、時間的にピッタリのモノがない。
フと看板を見ると、浅草や上野を巡る循環バスのマップが目に飛び込んで来た。しかも乗車代金は100円。その名も浅草駅を通過する北方面の「北めぐりん」と上野駅を通過する南方面の「南めぐりん」!! まずはネーミングに胸キュン(笑)
循環ルートも台東区の寺院や区役所等、観光地だけに留まらず、しっかりと市民の足にもなっているので、こまめな停車区間にリーズナブルな料金。そして運行時刻も1時間に15分毎で1周は約45分。「北めぐりん」は浅草駅から乗車でき、JR鴬谷駅に停車するので早速乗車決定。ちなみに巣鴨〜鴬谷はJRで約12分。巣鴨〜神田はJRで約18分。日比谷線への乗り換えを考えると「北めぐりん」に乗車しっぱなしは楽だし、かなりリーズナブル♪
バスは都営バスよりもコンパクトにできていて、15人も乗れば満員サイズ。外見もレトロチックで色も赤と緑のツートンカラー。入口で100円を払い、一番後ろの席へ座る。
下町を走っているので、窓の外は懐かしさ満点。途中下車したくなるようなケーキ屋さんがあったり、寺院があったり、興味津々とはこの事だ。1日乗車券が300円なので、次回はめぐりんバスの旅をする事に決まった。
約30分程度で鴬谷に到着。とても楽しい小旅行に心ウキウキしすぎてしまい、携帯電話を車内に置き忘れ、、、(汗) すぐさま運行会社に連絡。45分後に同じバス停で携帯電話を受取り、無事に今回の旅終了〜。
すんなり終わらない旅でしたが、それが我が親子の旅ってことで(笑)


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